マジLOVEスターリッシュツアーズ
全人類マジLOVEスターリッシュツアーズ見てくれ。
私はST☆RISH以外のアイドルは、ジャニーズの数グループしかライブに行ったり、映像を全編通して見たことはないけど、そんな私でもこのくだり他のアイドル現場でも見たことあるやつ！！って興奮した瞬間があったから、色んなアイドルの現場や映像を見てきた人こそ、よりリンクする部分や“あるある”を体感出来て楽しめるんじゃないかと思う。
この世に存在するあらゆるアイドルを推している人が見たことのある光景が、この先見たいと思う景色が至るところに散りばめられている。
今回、初見は極力前情報無しの状態で見たいと思い、推し*1のソロ曲とマジLOVEスターリッシュツアーズ以外の曲は全て未視聴の状態で臨んだ。
※以下、ネタバレしかありません。
オープニング
「旅」がコンセプトになっているツアーで機長の格好をしたST☆RISHの7人がメンバーカラーの自家用ジェットに乗って登場するところから始まったけど、もしかして神宮寺財閥とか聖川財閥スポンサーについてたりします？？リアルな話、飛行機をメンバーカラーにラッピングしたり、それを7人分用意したら余裕で億いくでしょ……逆にいうと、オープニングで億の予算かけれるグループってことなわけで。いつの間にこんなに大きいグループになって（号泣）
マジLOVEスターリッシュツアーズ
今回のツアーの1曲目でやる曲として大正解すぎる。初めてライブでこの曲のパフォーマンスを見た時、あぁ、本当にライブが始まったんだ、って感極まって号泣してしまった。「百万回生まれ変わっても」のところ、手で「1」と「0」作って振り付けしてるのが可愛いくて好き。あと、「泣ける程好きだよ」って歌詞がうたプリに対する自分の感情そのものすぎて刺さりすぎる。
ソロ曲
- Ok,Hello World!!(音也ソロ曲)
イントロで誰のソロ曲？（まぁ様とレン様じゃないことだけは分かる）状態からいきなりピアノ伴奏しているまぁ様にスポットライトが当たった時の聖川担の心情を察して欲しい。曲をCDで聴くことはできても、どんな演出になるかは実際にライブで見なきゃ分からない、ってめっちゃ初歩的なこと思い出した。今回、音也のソロは完全未視聴だったから、誰の曲だろう…？えっ？！まぁ様！？！？何で！？！？って余計に動揺してしまったんだと思う。ずっと見たかった、ギターを演奏しながら歌う音也が見れて嬉しかった。元気印の音也が前髪分けるとあんなに大人っぽく見えるの反則だし、相変わらず自分の魅せ方が上手いなって思った。
- Ready to be a Lady(レンソロ曲)
レン様の魅力と本気がつまっていた。曲中に何度も見せる切ない表情にひどく心が揺さぶられる。
レン様にはずっと幸せで笑っていて欲しいって思うのに、それと同時に、こういう表情をストレートに見せてくれるようになったんだなって感慨深さで感情が忙しない。
レン様の恋を応援する男友達役の翔ちゃんが完全に引き立て役に徹してる（衣装の色とトレードマークのピアスとヘアピンを外している）ところも素敵。
ところでレン様、股下何メートルあるんですか？？ってくらい、足が長い神宮寺レン、堪能できます。ソロ曲中だけで何度足が長い…と思ったことか。白って膨張色なはずなのに、スラッとしてて、だけど、ただ細いんじゃなくて、ちゃんと筋肉がつまってることが分かる足*2なのがまた最高。上半身はガッシリしてるのに下半身にかけて細くなっていく逆三角形体型なのがよく分かる。後ろ姿の全身が映し出されたときに、足の長さと一緒にどうしてもお尻に目がいってしまうオタクを許してください。
上着の柄がインパクト大で、正直、最初見た時すごい柄だな…でも、柄に顔が負けていないから着こなせてるし、普通に似合ってるのスゴ…って思いながら見てたんだけど、エンドロールでレン様自身があの柄選んでいることが判明してビックリしたよね。何回も搭乗した今では、この曲にこの衣装以外はありえないって言い切れるから不思議なものです。
ソロ曲のパフォーマンスが終わった後の、滴る汗と吐息がエッチすぎて、これは見てしまっていいものなのか？って毎回ドキドキしてしまうのは致し方ないよね。
- トリッドラヴ（セシルソロ曲）
演出の一部とイントロ聴いてすぐにセシルのソロ曲って分かった。王座に横たわる姿は完全に猫ちゃんだったのに、王座から降りる姿は高貴で堂々としてて“セシル様“って呼びたくなった。ギャップがすごい。二体の石像の目がそれぞれ赤と紫に光って、これは音也とトキヤがバックダンサーなのか？って予想したら本当に二人が召喚されてすごい…！って思ったし、最後砂に包まれて消えたり、セシルにしか出来ない演出のオンパレードだった。
- Snow Ballad(真斗ソロ曲)
最初の詠唱(？)is何？まぁ様のソロ曲は映画観る前から聴いてたけど、これは予測つかないでしょ、ねぇ。てか、冷静に考えても公式に詠唱唱えるって思われてる聖川担面白すぎんか。*3確かに、聖川担はスタリファンの中で一番推しを崇拝してそうなイメージがあるけど。
雪×まぁ様の組み合わせ最強だし、頭に雪の結晶つけてても様になるというか、演出としてドラマチックになるのがすごい。生まれて初めて、雪の結晶になりたいと思いました。
マジLOVEキングダムのユニット曲の時のまぁ様も美しかったけど、あの頃よりも美しさにより磨きがかかっているのすごくない？？ドアップのまぁ様も、引きのまぁ様もどの瞬間を切り取っても美しいんよ。
バックダンサー誰がくるんだろう？今の段階でレン様はまだ誰のソロ曲にも出てないからワンチャンありうる？いや、そんなオタクに都合のいい展開あるわけな…は？ぁ？えっ？ありましたな？！？！？階段降りるまぁ様を迎えてるの間違いなくレン様ですね？？？？え、まぁ様が持ってたランタンをレン様が受け取った！？ちょっと待って、何が起きてる？？？？？何だかとても神聖な儀式を見た気がするんですがこれは夢ですか？？
まぁ様のソロ曲だからペンライトの色もまぁ様のメンバーカラーである青一色なんだけど、レン様がランタンの灯りを吹き消した瞬間、キャンドルが灯って、会場内のペンライトの色がオレンジ色(レン様のメンバーカラー)に染まっていくのがきれいで、オタクの欲目を抜いてもこの構成はレン様がいないと成り立たないなって思った。
- 愛をボナペティ♪（那月ソロ曲）
今回のライブで唯一、振り付けを一緒に楽しめる参加型の曲なんだけど、これがとても楽しい。真似る振り付けもめちゃくちゃ簡単で、すぐできる。なっちゃん、もしかしてうたプリの世界でうたのお兄さんやってますか…？もしまだだったら、今回のライブ見た関係者からオファーされるでしょ。それくらい、なっちゃん×うたのお兄さんさんの親和性高い。
くまの着ぐるみに入ってるメンバー、1人は身長的に1人は翔ちゃんだろうな、って予測がついたんだけど(あと、可愛い翔ちゃん×可愛いくまさんの着ぐるみ=可愛さ∞間違いなしの機会をなっちゃんが逃すわけないよなっていう。他担の私でも、なっちゃんの翔ちゃんに対する可愛いの格別さを知っているから)もう一人がレン様なのはエンドロールで知りました。レン様、まぁ様のソロに出たあとすぐ着ぐるみに入ってスタンバるの忙しいな！？2回目以降は着ぐるみに入ってるメンバーが誰か分かった状態で見ると、最初にくまさんが登場した時に「やぁ」って右手の出し方めっちゃレン様だな、とか、今の手の動かし方、めっちゃ翔ちゃんだった、とか、着ぐるみに入ってるのに仕草でレン様と翔ちゃんの動きだって分かるのすごくない！？
- TRIGGER CHANCE(トキヤソロ曲)
一ノ瀬プロ…！！さすがはエンターテイナー。ミュージカルとかブロードウェイ系かと思いきや、イリュージョン。そうきましたか。
指ハートとか、今の時代のポーズ盛り込まれてるのが、同じ時代を生きてる！！ってより実感できるのが最高。
あのセクシーなダンスのバックダンサーがなっちゃんとセシルなのもナイス人選。オタクはギャップが大好きな人間ゆえ、バチバチにカッコよくキメる姿を見るとときめく。
あと、間奏中に人差し指を頬っぺたにあてて笑ったトキヤの顔がHAYATO様を彷彿させてジーンときてしまう。
- 未来☆オーライ（翔ソロ曲）
何の憂いもなく、コーレス出来る日が早く来ないかなってこの曲を聞くたびにいつも思う。コロナ前だったら、間違いなく、ノリノリでコーレスしてテンション爆アガってた。今は、声を出せる環境じゃないけど、コーレスしたいなぁってウズウズする。
翔ちゃんのソロ曲は誰もバックダンサーにつかないのかな？って思ってたら、メンバー総出で見学しててそうきたか！ってなった。豪華版のパンフレットで次の曲の段取りの都合でバックダンサーがいないって書かれてて、それ(他のアイドルのコンサートにおいても)めっちゃあるあるじゃん！！って大興奮した。
ユニット曲
- UUUU
ラビュー(で合ってる？)のレン様の指ハート、表情、歌い方も全部好き。
こんなにガシガシ踊っている姿はじめて見ただけど、4人ともめちゃくちゃカッコイイ。同じ振り付けでも、それぞれ踊り方に個性があって1人1人の踊りをじっくり見たくなる。
- SAMURAIZM
タイトルからして和な感じでくるのかな？って思ってたけど、まぁ様の本領が遺憾なく発揮されてましたね。最後アップになる後ろ髪と項も美しくて見惚れる。
3人揃った振り付けをしているからだろうけど、パラパラとかPerfumeの曲（(Flashとか)）踊って欲しいなって思った。
MC
ST☆RISHのMC永遠に聴いていたいし、見ていたいわちゃわちゃだった。自分達（内輪）だけで盛り上がってすまないって謝るところまで含めて、めちゃくちゃリアルだったし、「つい話し込んじゃった」「俺達だけで盛り上がってすまない」って「すまない」のタイミングで同時に頭下げる御曹司is何事。めっっっっっっちゃ息ピッタリやん。
UUUUの練習でSAMURAIZMの3人がお客さん役やったって言ってたけど、神宮寺レンくんが聖川真斗くんに向けてどんなファンサしたのか気になりすぎる。メイキングで見れたりしませんか…？
サプライズ
今までST☆RISHのライブの演出*4、誰が手がけているのか想像したことなかったけど、会場内が真っ暗になった時にまぁ様が「一ノ瀬、機材トラブルか？」って真っ先にトキヤに確認してたからトキヤなのかな？ってめちゃくちゃ単純な理由でそう思ったんだけども。
ソロ曲の演出は各自に任せて、順番とか段取りとか取りまとめはトキヤがしているのかもな、って。
あと「皆の安全を確保しないと」っていち早くファンのこと考えて動こうとするレン様、いざという時に頼りがいありすぎる。サプライズって分かった後に「幸せ」ってはにかむ姿とのキャップがまた最&高。
ST☆RT OURS
今更だけど、STAR TOURSとSTART OURSってかかってたんですね。
「ふと想った日」のところでカメラに映し出されるトキヤの表情が無防備で幼くてビックリする。こんな表情も見せてくれるようになったんだね。
「柔らかく」のパートでまぁ様となっちゃんを映すカメラワーク、天才（その時の2人の表情がこれまた柔らかいのよ）
歌詞を私(ファン)目線で聴くとと貰ってばっかりなのは私の方だよ(号泣)ってなるけど、ST☆RISHから春ちゃん*5に向けて歌っていると考えるとしっくりくる部分がたくさんあって、ファンに向けた歌であると同時に、春ちゃんに向けた歌でもあるんだなと。
まぁ様が口パクで声援に応えてるシーン、何と言っているのかとても気になる。
「音楽は世界をひとつにする」ってセリフが大好きで、このくだりで泣いてしまうんだけど、ST☆RISHが断言するから信じられるしこの先もそう信じていたい。
「泣く君を抱き締めて」のレン様の表情があんまりにも優しくて、慈愛に満ちてて、その姿を守りたい！！って謎に母性が爆発してしまう。自分でも意味が分からなさすぎるけど。
曲終わりのバイオリンが奏でる音色が本当に素敵で、ST☆RISH7人の後ろ姿が映し出されるんだけど、それがまた涙腺を刺激する。音楽とシーンがマッチしすぎでしょうよ。
エンドロール
蘭丸先輩の表情が優しすぎてそこでひと泣きしてしまう。
それと、一番最後に出てくる紙ひこうきの写真、左側の御曹司にばかり目がいって右側を見る余裕がありません。今日こそは…！と何度チャレンジしても、吸い寄せられるように青とオレンジの人達に目が奪われてしまう。形容するなら「キョトンとする」なんでしょうか。あんなに幼い表情を浮かべるまぁ様初めて見た。そんなまぁ様を見るレン様の表情が柔らかくて優しくて今の二人の関係性を物語っていて、その尊さに泣いてしまう。初めて見た時はこの後にアンコールが控えてるって知らなくて、最後の最後にとんでもない御曹司来たなって思いました。のちに、これが序章に過ぎなかったことが判明する訳ですが。一時停止ができる環境になったら、右側のわちゃわちゃもゆっくり、じっくり見たいです。後、あのブロマイド売ってください。手帳に挟んで持ち歩きたい。
アンコール
- イリージョニスト
正直に申し上げると、初見で御曹司以外の5人が楽しそうにわちゃわちゃしている光景に、一抹の寂しさと羨ましさを感じました。何でこの中に２人はいないんだろうと。次の曲で、それが全て吹き飛ぶくらいのとんでもない特大級の御曹司ターンが来ることを知らずに。
余談だけど、レン様、Tシャツでまぁ様のセットに立ってるけど寒くないの？って見るたびに思ってしまう。あと、マカロンの妖精指に乗せたまぁ様、完全にディズニープリンスでしたね。*6
- セイクリッドペアーズ
セイクリッドの意味が分からない人、今すぐGoogleとかで検索して見てほしい。
初見、思わずマスクで手をおさえました。じゃなきゃ、叫んでしまいそうだったから。
目の前で繰り広げられる光景が、自分の都合のいい妄想なんじゃないかと。あまりの衝撃に、それまで見てきたもの全てが吹き飛んだ。
船に乗り込むレン様と音也のソロ曲のセットに座って歌うまぁ様。イリージョニストがメンバー同士でわちゃわちゃしていた分、この2人はこの距離感で歌うのかーわちゃわちゃはしないにせよ、隣で歌ってる姿は見たかったな…って少しセンチな気持ちになった矢先に、レン様が乗った船がまぁ様に近付いて「太陽と海みたいなペア」でレン様とまぁ様が映し出される→レン様がまぁ様に手を差しのべる→レン様の手をとるかと思いきや、それをかわして自分で船に乗り込むまぁ様。この時のまぁ様のしてやったりな好戦的な表情とレン様のなんとも言えない表情の対比。何が起こっている？？？？と思ったのも束の間、今度は向かい合ってサビ歌い始めたが？？？？あっ、離れた…待って、今度は一緒にハート作った？？ちょっと待って…
この時点でヤベェ御曹司見たって息も絶え絶えだったのに最後の最後で、向かい合って腕組んで歌っている？！自分のマイクを相手に向けて歌いあうだと？？？？って完全にトドメ刺されました。完全キャパオーバー。ねぇ、何が起きてる？？？
距離近くない？とか、スタリのメンバー同士で一番こういう演出をやらなさそうな2人がやったって衝撃と。でも、10年という歳月が経っている今の2人ならこういうことができる関係性なのかもしれないって説得力と。こんな御曹司の姿を見れる日がくるなんてうたプリを好きになった頃の自分には想像もつかなかった。それは、最後の紙ひこうきのショットでも思ったことだけど、今の2人はファンの前でもああいう姿を見せられるようになったって事実でもう、さ、胸がいっぱいです。バチバチだった時期を経て、緩やかにでも確実に２人に流れる空気感は優しくなっていて、穏やかでいて、それでいてよきライバルでもあって、対等で。良い関係性を築いてきたんだなって勝手に想像して泣いてしまう。
マイクをお互いに向けて歌うの、マジLOVEキングダムのアンコールで音也とトキヤがやってて、当時、この2人だからこそだよなって羨ましかったことを思い出した。あの頃の自分に、3年後に御曹司でもその姿見れるよって言っても信じないだろうな。
「LOVE」のところで作るハートマーク、ライブ重ねるごとに、バリエーション変えてくるやつでしょ！？知ってます！！って何回も見た今だからそういうことを想像する余力もあるけど、今週末、ダブルアンコールが御曹司のターンだから、また、頭パーーーーーンってなってるんだろうなあ。というか、すでにソワソワして落ち着かない。どんな気持ちで金曜日を迎えればいいですか？！メーデー！！
- HUG SONG
旅の終わりを歌っているからだろうけど、聴きながらしんみりきちゃう。
「ハートに募り」のときに一瞬映る御曹司に流れる空気感が優しくてそこだけで涙ぐんでしまう。
船がすれ違ったときにハイタッチするまぁ様とセシル可愛い。癒し。
マジLOVEキングダムが公開された年は私にとってとても悲しい出来事が起きた年でもありました。マジLOVEキングダムが公開されていなかったら、心を保てていなかった、と今振り返っても思うくらいあの年、マジLOVEキングダムに救われました。
そして、今回のマジLOVEスターリッシュツアーズで、コロナ禍で出来なくなってしまった歓声や声援のあるライブを体感したときに、コロナ前は当たり前だったライブの形にずっと飢えていたこと、自分がずっと我慢していたこと、本当はずっとこんな風にライブを楽しみたかったことに気づかされました。
何か辛いことや悲しいことがあった時に、いつも、うたプリは、ST☆RISHは、私の人生に寄り添ってくれて、どうすればこの感謝を伝えられるんだろう、って想いが溢れすぎて今も文字を入力しながらガチ泣きする始末なんだけど。
ありがとう、うたプリ。
ありがとう、ST☆RISH。
ありがとう、あのライブに携わってくれたすべての人達。
終わる前からその時のことを考えてしまうのは、私の悪い癖だけど、今からマジLOVEスターリッシュツアーズが自県で上映されない日のことを考えるとロスが怖い。
でも、だからこそ、一週でも長く続くように、今週末も、来週末も、その先も、できるだけ劇場に通いつめて、あのライブを目に焼き付けたいと思う。
