心が赴くままに

日常と好きの備忘録。

2018年の抱負

今週のお題「2018年の抱負」 

 

 

 

 生まれて初めて入院と手術を経験した。

 

 

きっかけは今年の3月に受けた人間ドックだった。

腹部エコーでやたら下腹部をグリグリされて何か悪いものでも…?と不安になる。

同月、知らない番号から電話がかかってきた。人間ドックを受けた検診センターからだった。「卵巣が8cmくらいの大きさに腫れているので大きい病院に行って精密検査を受けてください」と言われた。 人間ドックを受けるようになってはじめて病院の紹介状をもらった。

4月、早く受診しないといけないと思いつつも、仕事の繁忙期で病院に行かなかった。

1度期間が空くと怖気づくもので、5~8月は病院に行くことが出来なかった。

9月、そろそろ行かないとヤバいよな、と思い始める。ただ、大型の病院に行くことはハードルが高くて、まずはレディースクリニックの予約をとることにした。

10月、レディースクリニックを受診して、卵巣嚢腫の疑い大と言われた。ここでもまた病院の紹介状をもらった。

11月、総合病院の婦人科で超音波エコーを受け卵巣嚢腫と診断された。その後、採血や心電図、MRI等で手術を受ける前に必要な検査や卵巣嚢腫をより詳細に調べるための検査を受けた。検査結果では特に大きな問題もなく、主治医と手術の日程を組み、12月の末に内視鏡手術を受けることになった。

12月、職場の福利厚生担当に高額医療助成の申請手続きをして、いよいよ手術へ…

 

入院1日目(手術前日)

手術に向けて流動食&下剤開始。 米を粉砕してお湯に混ぜて溶かしたもの、みそ汁、黒糖をお湯に混ぜてとろみをつけた汁、文字通りただ飲み込むだけの食事に愕然とする。手術に備えて胃を空っぽにするために必要なことだったけど、これが思っていたよりもキツかった。

 下剤はくだすことよりも、おしりのふきすぎで痔にならないかが本当に心配だった。 私がウォシュレットを使いこなせる人間だったら何の問題もなかったんだろうけど(遠い目)

もし、ウォシュレット使えないけど下剤使う予定がある人はどうか、おしりふきとか、鼻セレブのトイレットペーパーverとかとにかくおしりに優しいものを持参することを強くオススメします。あなたのおしりはあなたしか守れません!!マジで。痔にならずに済んだけど、本当にこれが入院して一番の教訓になったからね…

振り返ってみると入院した中で下剤が一番辛かった…。 あと、この日に麻酔科の先生から、翌日の手術に際しての麻酔の説明を受けた。背中から痛み止めの注射打つってマジかよ…

 

2日目(手術当日)

背中からの注射は想像していたよりも大したことはなかった。それよりも、点滴の注射の方が痛かった。 手術は麻酔がかかって気がついたら終わっていた。うつらうつらの意識の中、看護師や母に声をかけられたことにうん、とか一言二言返したのは覚えている。会話が成立していたかは定かではない。

手術が終わった後よりも、完全に麻酔がきれた夜中の方が眠りが浅くて、何度も目が覚めたり、嘔吐したり、尿管カテーテルに違和感を感じて早く抜いてほしいと思ったり、朝が待ち遠しかった。

 

3日目(手術翌日)

入院中の注射はこの日が一番痛かった。点滴の差しどころが微妙だったのか、抗生物質や痛み止めを入れるときに痛みを感じて、それを看護師に話したら「針の差し替えをしましょうね」という話になった。血管が探しにくいことに定評のある私、今回もそれを遺憾無く発揮してしまったよね。3度目の正直でやっと差し替えが完了しました。もうね、刺された瞬間に“あっ、これはやり直しだな”って分かってしまうのが切ないよね…採血は一発で出来たから良かったけど。 それと。手術が終わって気づいたら装着されていた尿管カテーテルが本当に嫌で、意地でトイレまで歩いて、早く抜いてもらえたのは嬉しかった。

今日から普通の献立メニューがでてきてビックリした。*1

見舞いに来てくれた母は手術があった日に、私の体内から取り出された嚢腫を見たらしく、白い脂肪の塊に所々髪が刺さっていて結構な大きさだったと言っていた。私が「見てみたかった、写真は撮ってないの」と聞いたら、怪訝な顔をされた。解せない。

 

4日目

点滴も、背中に入れていた管もあっさりとれた。点滴のあとはやっぱり打撲痕みたいになっていた。(血管見つかりにくい人あるある) 傷口の洗い方を看護師に習って自分でお風呂に入れるようになり、支えがなくても歩きまわったり、本を読んだり、自分のしたいことがある程度できるまでに回復した。

主治医からは予定通りに退院出来そうだね、と言われた。

 

退院当日

この日を待ちわびていた。何が何でも予定通りに退院できるようコンディションを整えて無事に帰宅できた。たかが4日と言われるかもしれないけど、久しぶりのわが家の快適なことよ。ますます引きこもりに拍車がかかる気しかしない。

 

 

過去の自分のブログを振り返ると、2015年あたりから卵巣が腫れている疑惑はあって、毎年、再検査を進められていた。だけど、検査の日が生理前とか生理中だったこともあり、確証が持てずそれを見送ってきた。そして、今年の人間ドックで卵巣が8cmまで腫れあがっていることが分かって、やっと、再検査をして手術をするまでに至った。

嫌なことを先延ばしにしてしまうのは私の悪い癖で。今回も再検査に踏み切るまでに時間がかかって、こんな時期に手術をすることになってしまった。(猛省)

 

この反省も踏まえて、2018年は“嫌なことから先にやる。”そして健康第一”を抱負にしたい。

あと、人間ドックの記録が意外と役立ってるからこれからも続ける。

 

*1:てっきり、雑炊とかおかゆから徐々にならしていくのかと思っていた。