心が赴くままに

日常と好きの備忘録。

何年経っても苦手なものは苦手という話

人間ドックに行ってきた。血管が細くて採血とか点滴するときに看護士さんに苦労をかけることに定評のあるわたしだが、今日は3回目の注射で採血に成功した。先月諸事情で1日1回、多い時には2回点滴を打つ生活が2週間程続いていたせいか、あれほど苦手だった注射がそこそこ平気になっていて、喜んでいいのやら悲しんでいいのやら。さすがに手の甲から採血してもいいかと言われた時には丁重にお断りしたが。*1しかし、これはまだ序の口に過ぎなかった。次の検査でわたしはこの世で最も苦手とするものベストスリーに入るあるものと再会することになる。それが眼圧である。昔からあの目にバチっと風があたる感覚が苦手で、まばたきをするなと言われても風がくる、という瞬間に無意識にまぶたを閉じてしまう。何とか目をこじあけても、生理的な涙で視界がぼやけて目が上手く開けず、最終的には親指と人差し指でまぶたを上下に広げるという荒業を使って何とか眼圧を終えることができた。眼圧をした回数なんてそれこそ注射よりも多いが、こればっかりは何回やっても慣れない。その後の検査は、眼圧に比べれば何てこともなく、人生で初めて体験した胃カメラですら、想像していたよりはキツくなかったな、という感想で終わってしまった。さすがに、胃カメラが体内に入っている間は吐き気でウエェエとなりはしたが。

全ての検査が終わったあとに内科検診ですでに結果が出ているものに関して説明を受けたが、どうやら血液中の鉄分やその他諸々の結果が良いらしく立派だと褒められた。まさかそこを褒められるとは。確かに、貧血になったことは生まれてこの方一度もないが。ただ、眼科と産婦人科で再度検査を受けた方が良いと言われたので、人間ドックの結果が送られて来次第、病院に行ってみようと思う。大事でなければいいけれど。

*1:だって、超絶痛い